HMVのCDラックブログパーツが上手く動作してくれないので
ランダムで表示される筈が固定されたまま動かないので、仕方なく収録曲を表示可能な20曲まで減らしました。
結果、1ページ目と2ページ目の趣がずいぶん変わってしまった(笑) でも20曲に絞っただけあって、どれも全部好きな曲&多種ある中でのイチオシ曲ばかりです。
これらの曲/アルバムを選んだ理由は↓
エリアスはドイツ語版に限る。
英語よりも原曲のドイツ語版の方が曲との相性がよく、またリリングが振った盤はソロ・オケとも迫力があり、ドイツ語の韻の重みとも相まってずっしりとした聞き応えに仕上がっている。
特に好きな曲は、預言者エリアスの宣託(独唱)から始まる「Introduction」、それを受けて重々しく始まるオケのインスト「Ouverture」、民衆の前に神の奇蹟を現してみせたエリアスの力強い独唱「Ist nicht des Herrn Wort wie ein Feuer」。
モーツァルトの挽歌となった作品・レクイエム。
中でも1971年にベームとウィーンフィルによって録音されたこの盤は、自分がクラシックに傾倒するきっかけとなった名盤でした。
ソリストは深く力強く、コーラスとオケは豊潤に広がり、そして指揮は厳格。―――
モツレクはCD・LP(輸入盤含む)合わせて30枚程持っていますが、自分にとっては数あるモツレクの中でもこの盤こそが、今でも「とっておきの一枚」となっています。
中でも特に好きな曲は、濃厚なコーラス・オケが鉄槌のような粛正の警告と転じた「Dies irae」と、コーラスが幾重にも美しく重なり合いながら、「かつてアブラハムとその後裔とに約したまいしごとく」と救いを求める叫びのように繰り返す「Domine Jesu」。
ベームの厳格な指揮があってこそ出し得たこの味わいは、他の指揮者の盤にはないものです。
ラフマニノフの曲は結構好きな曲多いんですが、中でも群を抜いて好きなのがこのピアノ協奏曲第2番。
もともと有線でかかっていたアレンジ版が好きでそればかり聞いていたんですが、ある時ふと原曲を聞いてみて以来すっかりハマりました。
リストに挙げてあるのは、作曲者のラフマニノフ自身のピアノによるもの。音はモノラルだけれど、作曲者ならではの味わいある演奏で魅せてくれます。
数出ているベートーヴェンのピアノソナタの中でも一番好きなのが、バックハウスがピアノを弾いているもの。
バックハウスのドイツ人らしい堅牢な演奏スタイルが、やはりドイツ人らしいベートーヴェンのがっちりした作風とよく合っていて、ライン川のほとりに佇む中世の古城を思わせる荘厳な音で楽曲を織り上げていっています。
中でも、冒頭に挙げた「悲愴」「月光」「熱情」は超有名曲だけあって耳馴染みも良く、どれもが聞いているだけで情景が浮かんでくるような珠玉の名曲ぞろいです。
指揮者としての名声も高いオルガニスト・リヒターの名盤。オルガン曲ながらいつまでも未練たらしく余韻を残さない、キレのよい演奏が特徴です。
今回選んだこの盤でも、重々しく伸びがちなフーガの終わりを小気味よいまでにスパッと切ってくれています。
バッハの数あるオルガン曲の中でも特に好きなのが、冒頭に挙げた「トッカータとフーガ ニ短調BWV565」のフーガパートと「Dritter Teil der Clavier-U bung<<Orgelmesse>>Praludium Es-dur BWV552/1(クラヴィーア練習曲集第3巻 <<オルガン・ミサ>>プレリュード変ホ長調)」。
ただ、オルガン・ミサはバッハのオルガン曲の中でもとてもマイナーな曲なので、オルガン全集くらいにしか入っていないのが残念なところです。
ベースの魅力にハマった頃、ジャズのベースが聞きたくなってネットで調べて購入したのがチェンバースの「Bass On Top」でした。
足どり軽く歩いているかのように刻まれる、その名の通りのウォーキング・ベース。
弦のこすれる音そのものが聞こえてくる荒々しい弓弾き。
深すぎず、さりとて軽すぎもせず、次から次と沸き出してくる泡のようにウッドベースの太い弦から弾き出されてくる心地よい音たち。
中でもこの「Dear Old Stockholm」は、曲の良さとも相まってチェンバースのベースがより魅力的に響き、月を肴にウィスキーを傾けているかのような芳醇な酔いをもたらしてくれます。
PENICILLINといえば「すごいよ!! マサルさん」のOPだったロマンスばかりが有名ですが、そんな彼らの知られざる名曲のひとつがこの「花園キネマ」。
ベーシストのGISHO氏が作曲したと言われているこの曲は歌メロもアレンジも秀逸、かつ普通のポップス風の仕上がりになっているので、V系の曲はどうも苦手……という人でも抵抗なく聞くことが出来ます。
しかし20曲のうちの1曲に選んだ理由はそれではなく、全盛期のGISHO氏の脂ののったベースを堪能出来るという、ただ一点のみ。
まだ「疲れていない」頃のGISHO氏の、舞うように軽やかで、優しく温かく、光と闇の全てを抱え込んで深く響く音―――まさに「天使のように清らかに美しい」としか形容しようがないその音が、この録音には刻み込まれています。……
音楽を愛し、それと同じだけ音楽からも楽器からも愛されていたGISHO氏。
上手い邦楽ベーシストはたくさんいても、氏のような音を出してくれる人は恐らく、もう二度と現れることはないでしょう。
氏が音楽から引退してしまったことが返す返すも残念でなりません。
ステージや客席やホール・スタジアムといった線引きを飛び越えて、どこまでも自由に、伸びやかに広がるhyde氏の歌声。
演奏陣に背後を守られながら空間と一体となり、旋律の風を巻き起こしながら楽しげに歌うその姿は、まさに「音楽の申し子」。
そんな氏の歌声がもっとも生かされていると個人的に思っているのが、ギタリストのken氏が作曲した「MY HEART DRAWS A DREAM」です。
もともとken氏が作った曲は―――自分が見た範囲では、ですが―――ヴォーカリストであるhyde氏に限界突破の試練を課し、hyde氏がそれを乗り越えた瞬間に氏の新たな魅力が引き出されるような曲が多いのですが、この「MY HEART DRAWS A DREAM」通称マイドリも例外ではなく、hyde氏の内に秘められた無限の音楽世界そのものを具象化し、表面化させようとしています。
SOUL'd OUTにハマったきっかけとなったのは、sakusakuで流れた「TOKYO通信~Urbs Communication~」でしたが、武道館ライヴで流星のような銀色のテープが舞う中「Starlight Destiny」通称スタライを聴いて以来、すっかりこの曲にハマってしまいました。
特に、コール&レスポンスが楽しい「To All Tha Dreamers」通称TATD との相性は抜群で、ライヴのラスト近くでTATD の直後にスタライが流れると、曲の勢いそのままの盛り上がりと祭りが終わる切なさとがない交ぜになって、拳を振り上げる腕にも更に力が入ったものでした。
シングル「COZMIC TRAVEL」を出して以降、SOUL'd OUTは事実上活動を休止してしまいましたが、またいつの日か銀色のテープが降るその下でスタライを聞いてみたいものです。
ロマンシング・サガの主題歌を歌った山崎まさよし氏が紅白に出られた05年の大晦日。
もしもその直後に流れたのがこの曲でなかったなら、自分は邦楽に戻ることも、HMにハマり直すことも、ましてや音楽ブログを立ち上げることなく、クラシックとゲーム音楽だけを聞く日々を過ごしていたことでしょう。
あの日あの時の岡野 昭仁氏の歌声には、山崎氏の歌が終わっていままさにレコーダーのスイッチを切ろうとしていた手を止めるだけの力が―――邦楽に全く興味がなく、ミリオンやダブルミリオンを連発する超有名バンドやアーティストですらも辛うじて名前を知っているだけという体たらくの自分すらをも一瞬にして引きつけるほどの物凄まじい気迫が込められていました。
個性的で独特の味わいを持っていた岡野氏の歌声。今は歌い方が変わったために聞くことが出来なくなってしまったそれは、「シスター」「ネオメロドラマティック」そして「ジョバイロ」の三枚のシングルで堪能することが出来ます。
聖飢魔IIのエース清水としての姿からは想像出来ないけれど、四枚目のアルバムのラストに納められた「ANGEL SMILE」を聞いたあとなら、清水氏がやりたかったのはこういう方向性だったんだな、と納得出来る曲。
それが「ヒグラシ」です。
「ノスタルジア」もなかなかの良曲ではあるけれど、サビと歌詞は「ヒグラシ」の方が好きなので、こちらの方を選びました。
どこか懐かしさを感じさせる詞、そして、穏やかに優しい曲。
清水氏はもともとギタリストなので、歌い手として決して上手いというわけではないけれど、心に静かに染み入るその歌声は、あの頃のフォークソング好きの方には受け入れられやすいんじゃないかと思います。
聖飢魔II解散後、もっとも聖飢魔IIに近い楽曲でのソロ活動を行っているのではないかと思われる篁氏。
アルバム・流星と春の嵐に収められたこの曲「1400km/h」は、当時のような心に刻まれた傷の痛みを感じさせる詞と、当時にはなかったHR調の曲との組み合わせで聴かせてくれます。
氏もまた清水氏と同じギタリストだったため、その歌はプロの歌手のように上手いとは言えませんが、言葉に込められたメッセージを聞く者の心に直裁的に訴えかける力を持っています―――古の吟遊詩人が詞を詠むように。
メタル好きに理由は不要。
詞の訴えを刻み込んでヘドバンヘドバン! 怒りと叫びで拳を振り上げろ!!
メタリカの代表曲の一つ「MASTER OF PUPPETS」。8分半を超える曲でありながら、途中でだれたり間延びしたりせず、イントロの勢いを最後まで持続したまま一気に聞かせてくれます。
アルバム・MASTER OF PUPPETSには、タイトル曲の他にも「BATTERY」などの良曲が多く収められているので、メタリカ初心者の最初の一枚としてもお勧めです。
メタル好きに(略
イントロにドラムがなだれ込んで来た直後から、場所も時間も関係なくヘドバンしたくなる曲。
メタルの良曲はしばしば詞の題材が重い内容である場合が多いのですが、この曲も然り。
HMに烈しい曲が多いのは、矛盾と欺瞞に満ちた現実世界に対する遣る瀬ない怒りを現しているからなのではないか。そんなことを感じさせてくれる一曲です。
マーティ・フリードマン在籍当時に発売となったアルバム・RUST IN PEACEには、他にもTORNADO OF SOULSやHANGAR 18などの良曲が収められているので、始めてメガデスを聞く方にもお勧めです。
メタル好(略
同名のアルバム一曲目に収められたこの曲は、ハイトーン・ヴォイスのヴォーカルとともにまさに稲妻のような強烈な一撃を与えて、聞く者を瞬時にノックダウンしてくれます。
メ(略
Other bands play, Manowar kill!(他のバンドは”演る"が、マノウォーは”殺る"のだ!)
数枚出ている聖飢魔IIのライヴCDの中でも、演奏の質やノリ・勢い、曲目などを考え合わせて、一番好きなのがThe LIVE BLACK MASS B.D.3メフィストフェレスの陰謀。
中でも個人的な珠玉がこの4曲、そもそも聖飢魔IIにはまるきっかけとなった「1999 SECRET OBJECT」と、このライヴでの曲の繋がり方・流れが素晴らしい「GREAT DEVOTION」「地獄の皇太子」「HOLY BLOOD“闘いの血統”」の3曲です。
どの曲もライヴならではの勢いと熱があり、しかしながらファイナルや復活祭のような「特別感」がなく、まわりやがれのように曲数が少なすぎもせず、欧州ライヴや全国行脚ライヴのように音が激悪でもなく―――即ち、この盤だけが聖飢魔IIのいつもの、ごく普通のライヴを疑似体験させてくれます。
名曲良曲ばかりが収められた聖飢魔IIのベストとも言うべきアルバム・1999 BLACKLIST中唯一の新曲であり、篁氏の書いた曲の中では個人的に1999〜と一二を争う曲であり、曲そのものとしてはむしろ1999〜かも好きかもしれない曲、それが今回選んだ「敗れざる者たち」です。
篁氏が手がけた後期の名曲3つ、アニメ主題歌風のかっこよさとメタルの激しさとを兼ね備えたスピードチューン「BRAND NEW SONG」「SAVE YOUR SOUL~美しきクリシェに背をむけて~」「HOLY BLOOD“闘いの血統”」の集大成のようなこの曲は、激しさの中に切なさを秘め、ねじ伏せられ叩き付けられてもなお前へ進むことを止めない”篁節”がふんだんに含まれていて、聴いた者に戦う勇気を与えてくれます。
教授が極度のスランプに陥っていた時に制作されたアルバム・BGM(音も曲もイラだっている「MUSIC PLANS」と、絶好調の時に制作されたTECHNODELICの「TAISO」を聞き比べれば一目瞭然)。
そのためにアルバムに入れるはずだった新曲が作れず、切羽詰まって―――あるいは、ヤケになって?―――入れられたのが、教授のファーストアルバム・THOUSAND KNIVES OFに収められていた同名曲のアレンジだった、と言われています。
しかし、追いつめられた挙げ句の代替策というには、「1000 KNIVES」のアレンジはあまりにも秀逸。リメイク作品は原作を超えることが出来ない、というのは半ば宿命のようなものなのですが、原曲の持つ雰囲気を損ねないままに大胆な改変が施された1000 KNIVESは、ライヴ録音のような躍動感(即興演奏のような荒々しいソロは必聴モノ!)とスタジオ録音ならではの緻密さを併せ持ち、これはもはや原曲を超えたのではないかと唸らせる程の完成度となっています。
教授の手になる音楽に、初期のころからずっと変わらずに流れ続けているもの。
「1000 KNIVES」には、そのエッセンスの全てが詰め込まれています。
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