« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月

【期間限定】ジェイル大橋氏+ゼノン石川氏&聖飢魔II弦楽隊特集-『まわりやがれ』

期間限定聖飢魔IIライヴDVD特集、今回はミニコントがたくさん詰め込まれた異色DVDをご紹介。
とはいえ、ここでご紹介するのはあくまでもライヴパートのみなので、コント&PV部分については省かせて頂きます。

このライヴDVDの最大の特徴は、他に例を見ないぐらいアグレッシブなエース清水氏の音です。
パート割り的な意味ではなく、ギターの音そのものでもなく(音そのものはいつも通りに若干細い)、弾き方が至極攻撃的でしかもスタンドアローンという、非常にレアなものを聞くことが出来ます。
テスト視聴はこちらでどうぞ。



まわりやがれ

アーティスト:聖飢魔II
メーカー:Ki/oon Records
発売日:1994/10/21(VHS)
メディア:DVD
収録日時/場所:1994/05/08 日比谷野外大音楽堂
曲目: ※敬称略
まわりやがれ (アバン〜CM:リポンクD〜ゼノン石川和尚のお料理がんばってくいしん坊は突撃お宅の晩ご飯バンザイ3分クッキング)
闘う日本人 (PV)
まわりやがれ (アイキャッチ〜CM:東アンデスの天然水〜CM:リポンクD〜アイキャッチ〜ゼノン石川和尚のお料理がんばってくいしん坊は突撃お宅の晩ご飯バンザイ3分クッキング2)
Teenage Dream (PV)
まわりやがれ (アイキャッチ〜CM:ポンクミンC〜アイキャッチ〜ゼノン石川和尚のお料理がんばってくいしん坊は突撃お宅の晩ご飯バンザイ3分クッキング3)
君が代は千代に八千代の物語 〔ギターソロ:ルーク篁〕
地獄へ突撃! 〔ギターソロ:ルーク篁〕
Jack The Ripper 〔ギターソロ:エース清水〕
まわりやがれ (アイキャッチ〜CM:すりつぶしりんご〜アイキャッチ〜ゼノン石川和尚のお料理がんばってくいしん坊は突撃お宅の晩ご飯バンザイ3分クッキング4)
世界一のくちづけを (PV)
まわりやがれ (エンディング)
ロマンス (PV)
まわりやがれ  (CM:ポンクミンC)


このDVDのお勧め度


★★★★☆
曲数があまりに少ないので★二つ減。ただし、演奏そのものは全ライヴDVDの中で唯一まとまっているので★一つ追加。また、攻撃的なエース清水氏の音が聞ける唯一の盤なので更に★一つ追加。

このDVDのお勧めポイント


  • いつも微妙にバラバラだったバンドの音が一つにまとまっている。

  • バンドをまとめる流麗な音ではなく、リードギタリストの威厳と存在感を持って堅牢かつ荒々しい音でステージに君臨するエース清水氏の演奏を堪能することが出来る。



  • このDVDのここがちょっと……なポイント


  • 三曲しか収録されていない。

  • 映像も音も若干荒く、痩せている。

  • 録音レベルが小さい。

  • カメラがダンサーばかり追っていて、演奏陣があまり映っていない。



  • このDVDのお勧め曲


  • Jack The Ripper

  • 繊細なのに攻撃的な今回のエース清水氏の音を一番楽しめる曲。
    演奏陣を背後に従えてステージ中央に立つその姿は、もしも氏がリードギタリストとして演奏陣を引っ張っていたらどうなったか? に対する答えの一端を見せてくれている。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    ドラクエ9、間もなくクリア(ネタばれあり)















    今、ラストダンジョンの最上階まで来ています。
    残るは黒竜とラスボスのみ。それを倒せばエンディングです。

    と、ここまで来ているのに、一向にテンションが上がりません。
    果実集めまではまあ序盤だし、盛り上がりがなくても当然かなと思っていたんですが、その後も全く盛り上がりがないままあっという間にラスボスまで来てしまって、正直ぽかーんという感じです。
    最後の展開が淡々としすぎているというか、今んとこ善人ぽいけどきっとこいつがラスボスになるんだろうなーと思ったキャラが本当にラスボスになって拍子抜けというか、ラスボスと恋人がピサロとロザリーの焼き直しすぎるというか。

    ダンジョンは何の仕掛けも無いただの迷路だし、カジノもないし、ギャル口調で物語や「せんれき」画面などにいちいち横やり入れてくるガングロ妖精がものすごくウザいしで、思わず去年の年末に一部界隈を賑わせたこの怪情報を思い出してしまいました
    (検証サイトはここ)。

    6以来久々に購入してみたドラクエですが、もう新しいナンバリングのものを買うことはないでしょう。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    仮面ライダーディケイド#26「RX! 大ショッカー来襲」

    新たな世界へやって来た門矢 士(仮面ライダーディケイド)・小野寺 ユウスケ(仮面ライダークウガ)・光 夏海の三人。今度の世界での士の衣装は、ヒッピー風スタイルだった。
    ともかくもとこの世界の手がかりを得るため町を歩いていた三人は、突然怪人達の襲撃を受ける。その時、一人の男が士たちの前に現れ、ライダーに変身して怪人達に立ち向かって行った。
    彼の名は南 光太郎(仮面ライダーブラックRX)。彼は、クライシス帝国との戦いの間に行方不明となった相棒・霞のジョーを探すため、孤独な戦いを続けていたのだった。

    だが、どれほど旅を続けても、どれほどの強敵を退けても自分のいるべき世界が一向に見つからず自棄になった士は、仲間も帰る家も要らないと言い捨てて戦いを放棄し、一人街をさまよう。
    そんな士の隙をついて、大ショッカーの幹部・アポロガイストが急襲をかける。変身アイテム・ケータッチをはじかれ、絶体絶命の窮地に陥った士をかばい身代わりとなって攻撃を受けたのは、冷たく突き放されてもなお後を追って来た夏海だった。

    夏海の命を救うには、アポロガイストが持つパーフェクターを手に入れるしかない。
    海東 大樹(仮面ライダーディエンド)から情報を得た士は、ユウスケから事情を聞いたRXとともにアポロガイストに戦いを挑む。

    各ライダー世界の暗黒組織を束ね、この世界のクライシス帝国をも配下に従えるべく暗躍する大ショッカー。
    黒いマントを翻しながら「人は常に仮面をかぶり、真の姿を隠してる」と呟く光 栄次郎。
    士たちの旅路は、最終決戦の地へと続くまっすぐな道筋を描き始めようとしていた……

    ―――

    『不可能な物をすべて除外してしまえば、あとに残ったものが、たとえいかに不合理に見えても、それこそ真実に違いない』―――「白面の兵士」より

    投げかけられた様々な謎に対して見る人それぞれがどのような解釈をしても、正しい答えは制作側が用意したたった一つ。
    それがどんなに矛盾に満ちたものでも、どんなに整合性が取れていなくても、真の解はそれ一つだけ。
    だから大事なのは「それが正しいかどうか」よりも、その結論に達するまでの思考の過程が楽しいかどうか。
    見た人の数だけ解釈がある、だからレビューは面白いのだろうと思います。

    というわけで、前回のシンケンジャー編及び今回のRX編を見て、今までよく分からなかったサブキャラ3人のキャラ設定が何となくつかめてきたので、今日はそれを書いてみようと思います。

    ポイントは二つ。
    ひとつは、シンケンジャー編を担当された小林氏は會川氏の初期設定を尊重しつつ、そのキャラ達の特徴となる部分をさらにクローズアップして描写しているっぽいこと。
    もうひとつは、RX編を担当された米村氏は會川氏の担当された初期設定を尊重しつつ、キャラの性格や特徴に沿った活躍をさせようとしているっぽいこと、です。

  • 光 夏海

  • ヒロイン。ネガ編で士に食って掛かったと思ったら、シンケン編〜RX編で士のために他人にキレるキャラになっていたのでコリャなんだと思っていたんですが、つまり夏海は
    「内向的で、身内意識が非常に強いキャラ」
    なんですね。
    以前の記事で夏海が敬語を使うのは他者との関わりを拒絶し、壁を作っているためと書いたんですが、他人に心を開きにくいぶん一旦仲間(=身内=自分の存在そのもの)と認めたら、たとえ他のすべてを敵に回してでも守るという意識が非常に強くなるようです。
    ネガ編でTGクラブの仲間をかばい士に暴言を吐いたのも、TGクラブのメンバーが「信頼出来る仲間」だったのに対し、士のことは響鬼編で鳴滝から告げられた言葉もあって完全に信用していなかったため。
    シンケン編&RX編で急に士をかばって怒鳴ることが多くなったのは、ネガ編の一件で士を仲間と認め信じることに決めたため。シンケン編&RX編での夏海のキレ方は、TGクラブメンバーをかばってキレた時と同じものだったのでしょう。

  • 小野寺 ユウスケ

  • 相棒。士の心強い仲間であり、旅の同志であり、頼もしい戦友であり、叱咤激励してくれる友であり、疲れた心をほぐす道化役でもある彼は、一番ブレが少ないキャラだと思います。
    しかも、ただ主人公の相棒というだけでなく、自身も完成された人間ではないために失敗を繰り返しながら日々成長を続け、その上で士とともに並び立ち戦う。
    そのすべてをこなせるのはユウスケだけであり、そして本来主人公が持っているべき特質のほぼ全てを兼ね備えているからこそ、使いどころが難しいキャラでもあるのかもしれません。
    「主人公キャラ」だからこそ、うかつに活躍させたら容易に士を喰ってしまいかねませんし。

  • 海東 大樹

  • 甘えん坊の幼い弟キャラ。士のライバルキャラかと思っていたんですが、今のところこれが一番しっくり来ます。あと、知っているのか雷電 その世界の説明役も兼任で。
    シンケン編で、良い条件で烏賊折紙とディエンドライバーとの交換が提案されたにも関わらず「やだ!」とだだっ子のような一言で切り捨てたのはその典型。
    今回のRX編でも、自分に関心を示さない士に「ちゃんと僕を見ていてくれないか」と言ったり、士が夏海を救うためにアポロガイストの持つパーフェクターを奪うと決めた途端に「そういうことなら、パーフェクターは僕がもらうよ」と、それまでまるで無関心だったパーフェクターを急にお宝認定して来たり。
    と、これだけなら単なる構ってちゃんなんですが、ディエンド編でラルクが「士の目が純一(海東の兄)に似ている」と言ったことから、海東は士に兄の姿を―――恐らくは無意識に―――重ねていて、それで元の世界にいる兄の代わりに士に構って欲しがってるんじゃなかろうかという考えが浮かんで来たというわけです。
    確かに士も純一も、一見クールでドライ・しかしその根底には熱いものがある、というのは似てるわけですし。……雰囲気的に士よりも海東のが年上っぽいですが(笑)
    まあ実年齢がいくつにしろ、異常なまでにお兄ちゃん子だった海東は精神的に成長出来なかったんだろう、ということで。

    ユウスケが士を支えることでやる気を出させる後輩キャラなら、海東は士を煽ってやる気を出させるためのわがまま弟キャラといったところでしょうか。

    ―――
    正直、フラグ立ちはあちこちされていたんだけど、物語としてはあまり面白くありませんでした今回。
    RXのキャラに頼りすぎている感じで。ストーリーは無くて、キャラとフラグと戦闘だけみたいな。
    風林火山のように、ディケイドも最後に向けてこのままグダグダになってしまうんでしょうか。


    | | コメント (4) | トラックバック (0)

    コメントへの返信ー「仮面ライダーディケイド#25「外道ライダー、参る!」」

    ディケイドオリジナルキャラ:
    クウガ編でキャラ説明がなされアギト編以降徐々に成長していったユウスケはともかく、夏海も海東も序盤〜電王編まではキャラ立てもほとんどなく成長もせず(「成長しない」だけに絞れば士も)、カブト編以降になってやっと海東のキャラ付けがされて来たけど夏海に関してはどうにも放りっぱなし―――というのが、今の状況のようです。
    そんな中でも、響鬼編は今のところ最高のバランスだったんじゃないかなと思っています。ユウスケの優しさも現されていたし戦闘の見せ場もあったし、士は最後海東にセリフを奪われたとはいえ、その前に斬鬼と威吹鬼の二人に説教かましてご老公としての役目はちゃんと果たしていたし、海東も泥棒しながら響鬼とアスムの橋渡しや巻物の謎解きなどをこなしていて「時に妨害し、時に助力する」ライバルキャラとしての役割をきちんと果たしていました。

    正直、ユウスケは一番描きやすいキャラだと思います。優しく朗らかで細かいことは気にしなくて誰にも懐っこくて時に熱血というのは主人公キャラのテンプレですし。
    だからこそ、うっかり活躍させると士を喰ってしまいかねないので、なかなか活躍させられないのかもしれません。
    他の要因としては、海東が「クールだけど根はいい人」寄りのキャラで描かれ始めたということでしょうか。ライバルではなく、戦隊で言えばブラックみたいな「いざという時に助けてくれるキャラ」に。
    相棒キャラは二人も要らないし、それに海東は士の過去も性格も力量も知っているために、その気になればユウスケよりも的確なサポートが出来る訳ですから、ユウスケが省かれてしまうのは必然なのかもしれません。
    でも、海東には的確なサポートが出来たとしても、性格的にユウスケの代わりにはなれないんですね。絶対に。

    ユウスケがその優しさで癒し励まし、海東が挑発して奮起させる。
    俺様な士には暖かさだけでなく冷たく突き放されることもヤル気を出すために必要なので、ユウスケと海東のこの押し引きがあってこそ、もっとも最適なバランスになるのではないでしょうか。

    その「挑発された方がモチベーションが上がる」というのを極限まで押しすすめたのが、海東なのかもしれません。ちょっと強引に解釈すれば、傷ついた海東に対する士の不遜とも言えるあの態度は、プライドの高い海東に負い目を感じさせずに助けるためのものとも言えますし。
    いくら動けない状態とはいえ、士に「大丈夫か!? 今すぐ助けてやるからな!」なんて言われたら(まず言わないでしょうが)、相手に同情され哀れまれるのが何よりも嫌いっぽい海東のこと、プライドがズタズタになっていたのではないでしょうか。

    ディエンド編のユウスケ:
    今すぐ危険なことがなければ放置というのが、士のスタンスなのかもしれません。
    きっと、写真館へ運び込んだ後人畜無害化したユウスケを見て、これなら放置しておいても大丈夫だと判断したんでしょうね。
    放置しておける状態じゃなかったシンケン編海東については、憎まれ口叩きながらもちゃんと助けていましたし。

    ともあれ、予告見る限りではこれからユウスケクウガの活躍の場も多くなるみたいだし、今後が楽しみです。

    烏賊折神:
    池に沈めて隠していたのは、干涸びさせてはいけないという海東なりの配慮だと思います。
    電王編ではお宝のカードを士に持って行かれるままにしていた(もちろん、代わりに何かを貰ったということも無く)のに、今回はディエンドライバーと交換という何よりの条件をつけられてすらも返すのを渋っていたところを見ると、相当思い入れがあったのではないでしょうか。

    夏海:
    海東の傍若無人ぶりは毎度のことですし(それにしてもシンケン編では酷かったですが)、何より一人では立ち上がることも出来ないほどの大怪我を負っていたところを実際見ていたにも関わらず、暴力は振るわなくても問いつめることくらいはするだろう追跡者たちを何のためらいもなく連れて来てしまうところがちょっとなあ……という感じでした。
    論戦の末、彼らを海東のもとに連れて行かなければ士の立場が完全に危ういというのならまだしも、まだまだ状況には余裕があっていくらでも論破可能な筈だったんですが。

    そういえば、

    海東の回復力:
    自力で立ち上がることも出来ないほどの重傷を負ったはずなのに、写真館で手当を受けてすぐ歩き回れるようになったのを見て、一瞬彼も何らかの改造を施されているのかなと思ったんですが、クーラーボックスを持ってディエンドライバーに歩み寄っているところを見てやっぱ違うなと思いなおしました。
    常の海東ならあんなゆっくり歩み寄ったりせず、ネガ編でケータッチ奪った時のように素早く行動したことでしょう。
    これは平気に見せていても怪我がやはり重かったせいか、それともディエンドライバーの無い海東は普通の人間並みの能力しか持ってないということなのか……
    あるいはその両方なのかもしれません。

    平蔵:
    平蔵は兵士にも武将にもなりきれなかった根っからの農民なので、例え勘助を討ったとしても、それはそれで新たな心の傷を抱えて残る一生を生きていかねばならなかったでしょうね……。

    クウガとディエンド:
    相棒であるユウスケ=クウガとは対峙しても最後には和解して欲しいですが、ディエンドとはきっちり決着つけて欲しいと願っています。
    ただのライバルなら、鳴滝が「やがて滅ぼし合う」とまで言った意味がなくなってしまいますし……今の流れだとそんなことにはならなさそうですが。

    動揺する士:
    ライダーである自分が世界を巡り救うことで、失った記憶の代わりに自分を支える柱としていたのが、鳴滝の言葉によってその柱がいきなり取っ払われたという感じです。
    ライダーがいない世界に行ってはじめて、本当はどの世界も自分(の力)を必要とはしていなかったということに思い至り、ちゃんと自分の世界=帰るべき場所を持っている夏海やユウスケや海東に比べ、自分という存在はどの世界にも必要とされていない―――自分の居場所はどこにもない、自分はどの世界にも拒絶された不要な人間なのかも知れないという不安が士をあれほどまでに大きく揺さぶったのでしょう。
    対してユウスケがあれほど強かったのは、士や自分が帰るべき場所はこの写真館であり(もといた世界があるとはいえ、今のユウスケはそこを捨てて自分の居るべき世界を探している状態ですし)、自分の側にはいつも士や夏海がいるという自信から来ていると思います。
    少し遅れたけれど士も同じことに気づいたから、駆け出していけたのでしょう。

    シンケンジャーの力:
    あれはシンケンレッドが持っている刀がないと発揮出来ない力のようなので、登場はどうもこれっきりっぽいです。
    でもGACKTカードはぜひ使って欲しいところ……PVの中だけでもいいので。

    物語のラスト:
    「続きは映画館でね!」ということだけは避けて欲しいものですが……
    ……なんか、そうなってしまうぽい雰囲気が。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    The Next Decadeのインタビューが上がったよ

    GACKT氏のコメント動画がオフィシャルに上がりました。
    こちらからどぞ。



    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    仮面ライダーディケイド#25「外道ライダー、参る!」

    ナナシたちを率い、ディエンドライバー片手に街を荒し回るアヤカシ・ディエンド変身態チノマナコ。
    海東 大樹(仮面ライダーディエンド)に奪われた烏賊折神を追って写真館に詰め掛けていたシンケンジャー一行は、アヤカシ出現の報を聞いて現場へと急行する。

    もともと、どの世界も自分を必要とはしていなかったのかもしれない。それならこの世界の敵は、彼らシンケンジャーに任せておくべきなのだろう―――
    鳴滝の言葉に惑わされ、自分を見失いかけていた門矢 士(仮面ライダーディケイド)は、栄次郎たちの言葉に自分を取り戻して現場へと向かう。

    「ライダーは必要なくても、この俺……門矢 士は世界に必要だからな」

    ―――

    今回のポイントは2つ。

    ■広げた風呂敷が畳まれ始めた

    「世界がお前を排除しようとしている」「お前は消えることで世界を救える」……珍しく言葉数の多かった鳴滝の言葉に、士が初めて大きな動揺を見せた今回。
    いつも過剰なまでの自信家で、何があっても動じなかった士にもようやく大きな変化が訪れ始めたようです。

    一方、「待っている人がいる場所が帰る場所」は、ラストへ向けての伏線かもしれないし、シンケンジャーたちの留守を守る爺へ向けられたものかもしれません。
    もしも最後へ向けての伏線だとしたら、士は自分の世界ではなく、待っている人―――夏海と栄次郎のいる写真館へ帰るという意味なのかも?

    ■會川氏の設定を受け継いでいる小林氏の脚本らしく、キャラ設定が初期のものに戻っている

    夏海とユウスケは初期のように、それぞれ士とともに戦うヒロインと友人―――夏海は士の心を守るために戦い、ユウスケはクウガとなって士に助力するために戦場に立つ―――に戻っていました。
    これで、主人公側の三人はようやく安定したような感じです。

    そして海東は、ただの嫌な奴に逆戻り(笑) 自分のミスでディエンドライバーがアヤカシに奪われた上に、悪用された自分の武器で人々が襲われ死傷者も出ているかもしれないのに、全く意に介していないという。
    まさに外道。タイトルの「外道ライダー」というのは、海東のことじゃないのかと思ったほどでした。
    まあでも思い返せば電王編といい、小林氏がホンを担当した時の海東はいつも以上に酷いヤツとして描かれている(今回の異常なキレっぷり&士をかばうためとはいえ、大怪我を負った海東をなんのためらいもなく追跡者に差し出しているところから見ると、夏海も酷キャラ化?)ようですが。
    ていうか、細かいこと言えば先週ともキャラが違うような。前回、怪我を負った身体を引きずってまでディエンドライバーを取り返しに行ったのは何だったんだ。

    ともあれ。
    カブト編〜ディエンド編までのキャラ設定が「なかったこと」になり、電王編までのキャラ設定が復活したのかなと匂わせる回でした。
    本当にそうなのかどうかは次回以降を見てみなければ分かりませんが、公式の次回予告を見る限りではクウガは士の相棒として戦っているようだし、夏海はヒロインらしくピンチに陥っているようだし、その夏海を救える唯一のアイテムを海東が自分のお宝にしようとしているらしいし、このキャラで固定されるぽいです。
    ……もともと俺様な士はともかく、脇がキレ夏海+外道海東で固定されたら、まともなキャラがユウスケくらいしかいなくなってしまいますが orz

    でもそうなってしまうと、主人公三人のバランスはいいんだけど海東が要らないキャラになってしまうのが惜しいところです。
    初期海東は話の隅っこを掠めて行くだけで根幹には関わらない=海東が居なくてもほぼ問題なく話が成立してしまうし、士の過去を知る唯一の存在とはいえ、「士の過去の解明」はこの物語のもっとも重要なテーマなので、海東が話さなくてもいずれ物語中で自然と明かされるのは必然。
    唯一存在意義があるとしたら、最後の最後に最大の敵として士の前に立ちはだかることなのですが……なんか、流れ的にそんな風にはなりそうもなく。

    海東は何のために設定されたんでしょうか。
    レギュラーキャラは士夏海ユウスケの三人(+写真館付き栄次郎)に絞った方がキャラがすっきりするし、キャラごとの個性も描きやすくなって、キャラ立てもしやすくなったと思うんですが。

    もしかしたら昔の少女マンガによくあった、主人公を虐げる高慢なお嬢様キャラなんでしょうか。主人公の前に軽い障壁を作ることで、物語をより盛り上げるための。
    でも実際は士が海東を上回る俺様キャラだったために障壁にならず、ただの邪魔キャラになってしまっているという。
    なんかもったいないなあ……使い方次第でいいキャラになったと思うんですけれども。
    水戸黄門テンプレロードムービーに仕立て上げるなら、主人公(士)+ヒロイン(夏海)+相棒(ユウスケ)+主人公達の行く先々に現れる敵味方不明の男(海東)+同じく主人公達の行く先々に現れ、その世界に降り掛かる災難を抽象的に予言する謎の男(鳴滝)という配置にすれば、各世界の主役たちを丁寧に描いてもディケイドオリジナル主人公達の立場や性格がブレることもなかったんじゃないでしょうか。

    ―――

    キャラ造形に失敗して残念なことになっているこのパターン、最近どっかで見たことあったなーと思ったらあれだ。

    平蔵。

    でもキャラが山ほど出ていた風林火山と違い、ディケイドのオリキャラはたったの5人なのだから、普通なら不要キャラや存在意義が分からないキャラが出るなんてことは無い筈なんですけれどね……。


    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    聖飢魔IIの新譜が発売になるようです

    9月16日に聖飢魔IIのニューアルバム『AKUMA NATIVITY “SONGS OF THE SWORD”』が発売の運びとなるようです。
    歌&演奏は全て新録、曲は全13曲(iTunesでは悪魔組曲がバラで配信されるので全17曲)。
    iTunesによる世界先行発売のためほぼ全ての歌詞が英詞とのこと。
    気になる演奏メンバーはリードギターにルーク篁氏・ベースにゼノン石川氏・ドラムにライデン湯沢氏。
    さらに、バンド創成の頃から解散まで聖飢魔IIを支えて来たリズムギターのエース清水氏に替わって、リード&リズムギターにジェイル大橋氏を加えての布陣となるようです。

    YOUTUBEにエルドラドPV作者ご自身による動画のアップが来ています↓
    他の曲を試聴したい場合はこちらへ。
    iTunesを持っている方は、iTunesStoreの「Storeを選ぶ」でUnited Kingdomに合わせ、AKUMANATIVITYで検索すれば、全曲試聴することが出来ます。



    収録曲は以下の通り。
    初回限定盤には上記のエルドラドPV収録のDVDが、通常盤にはDVDの代わりに数曲のver.違い+未発表曲一曲が収録されるもようです。

    EL.DOLADO
    悪魔組曲No.666
     序曲:心の叫び
     第1楽章:STORMY NIGHT
     第2楽章:悪魔の穴
     第3楽章:KILL THE KING GHIDRAH
     第4楽章:DEAD SYMPHONY
    蝋人形の館
    FIRE AFTER FIRE
    DEMON'S NIGHT
    アダムの林檎

    BIG TIME CHANGES
    MASQUERADE
    創世紀
    地獄の皇太子
    害獣達の墓場
    BRAND NEW SONG
    ↑原題が「HUMANE SOCIETY」だったからてっきりテーマ曲の「正義のために」だと思ったんだけど、視聴してみて歌詞に出てくる「CREATURES」がどうも気になったのでよくよく聞いて調べてみたら「害獣達の墓場」だったので訂正。他の曲は全部知ってたんだけど、これだけ知らなかったのが敗因orz


    気になる価格は¥3,990(DVD付き初回限定盤)。
    ただ、ショップによって価格がかなり違うし、高くても何かオマケがつくかもしれない(あくまでも『かもしれない』)ので、いくつか見比べて予約した方がよいかもです。

    ¥3,990ライン……タワレコtsutaya7&Y

    ¥3,591ライン……HMV

    ¥3,272ライン……アマゾン

    ¥3,116ライン……楽天市場

    ―――

    では、分家で数ヶ月に渡って彼らの音を考察して来た結果を踏まえて、ただの音楽好きとしての個人的な感想を少し。

    聖飢魔IIのアンサンブラーとして初期から解散までバンドの音の調和を支えて来た清水氏に関しては、ファイナルライヴで持てる全ての力を出し切ってしまったために、復活祭では一人黙々と「自分のすべき仕事」をこなしているように聞こえたので、今回の不参加もむべなるかなという感じです。

    復活祭では清水氏の代わりに大橋氏がアンサンブラーとしてリズム隊の音を集め―――というよりも、リズム隊の音が自然と大橋氏の元へ集まって来ている―――、それに自分の音(リズム)を加えてリードギターの篁氏へと援護の形で渡しているように聞こえました。

    その一連の流れから、その時の記事では

    『少なくとも復活祭時点でのベスト体制は、リードギター篁氏+リズム隊石川氏&湯沢氏+リズムギター&リズム隊長大橋氏』

    と結論づけたんですが……、まさか本当になるとは。

    このことについては、これまた分家で考察した通り、大橋氏の変化も大いに関係していると思われます。

    この記事の最後の方でも書きましたが、若さ故の怒りやいら立ちをそのままぶつけたような音を出していたかつてと違い、今の大橋氏は「誰かのため」に弾いている人特有の優しく暖かい慈愛の炎のような音を出しています。
    その「誰か」というのは特定の身近な人かもしれないし、あるいは変わらぬ応援を送り続けているファンのことかもしれませんがともあれ、自分の音はしっかり出しながらも周囲と調和し、協調し、そして周りを慮る―――というか、周りをちゃんと見てバランスを取りながら演奏をしている今の氏だからこそ、リズム隊の音も彼の元へと自然と集まり(特に湯沢氏との相性は抜群)、それをもってして篁氏を強力にバックアップすることもまた出来るのかもしれません。

    この変化は篁氏にも影響を及ぼしているように見受けられます。
    どうも篁氏の音を聞いていると、大橋氏と一緒の時には氏への良い意味での対抗心及び強力なサポートを得たことによる余裕によって、篁氏の中に秘められた「華」が引き出され、いつもより一層自信と存在感を増した音を出しているような感触を受けますので。

    妖艶な音と安定したプレイで演奏陣の上に君臨する篁氏と、華やかなギタープレイでステージを支え、崩れることのないリズムで石川氏とともに音の土台を支えそして、その二つをもってして篁氏に強力な援護射撃を送る大橋氏。
    聖飢魔IIファンではない、良い音楽ならジャンル問わず何でも好きな自分にとって、このメンバーはなかなか興奮させてくれる組み合わせです。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    仮面ライダーディケイド#24「見参侍戦隊」

    次に写真館が流れ着いたのは、外道衆と呼ばれる怪人達は存在するが、それを倒す筈のライダーはいない世界。
    この世界ではその代わりにシンケンジャーと名乗る5人の戦士達が外道衆の送り込む魔物=アヤカシと戦い、世界の平和を守っていた。
    ライダーである自分がライダーのいないこの世界で果たすべき役割を探すため、門矢 士(仮面ライダーディケイド)はシンケンジャーたちに仕える黒子の一人となって彼らの屋敷の中に潜り込む。

    一方その頃、この世界のお宝の一つ・烏賊折神を盗み出した海東 大樹(仮面ライダーディエンド)は、取り戻そうと追って来た梅盛 源太(シンケンゴールド)との交戦中にアヤカシ・チノマナコの襲撃を受け、重傷を負った上に変身アイテムであるディエンドライバーまでも奪われてしまう。

    ディエンドライバーの力によって強化されたチノマナコはディケイドコンプリートフォームが放ったとどめの一撃すらもかわし、ついに仮面ライダーディエンドへと変身してしまった。
    ライダーがいなかった筈の世界に誕生してしまったライダー。チノマナコはライドプレートの狭間から次々とナナシたちを呼び出し、街を混乱に陥れてゆく……

    ―――

    戦隊とのコラボ第一弾。ディケイドがシンケンジャーの世界に行ったというよりも、シンケンジャーの世界にディケイドが迷い込んで来たといった感じで、戦隊側の描写が多めな印象を受けました。
    では、今回見てツボったところをいくつか。

    鳴き声もしぐさも可愛い烏賊折神&ポチたまオマージュな海東
    シンケンジャーのCパートでは鳴きも動きもしなかった烏賊折神ですが、今回はきゅいきゅい鳴きまくり&ぴょこぴょこ動きまくっていました。
    しかも持ち主(飼い主?)の源太がかけつけた時、きゅい? と鳴いて源太の方を振り返るというオマケ付き。かわいすぎ。
    墨を吹きつけられそうになったというのに、それでもなおかつ微笑んで烏賊折神を眺めていた海東の気持ちがよくわかります(笑) 確かにあれは欲しくなる。

    とそれはともかく、今回の……少なくともこの一連の流れでの海東は、海東 大樹というキャラに中の人である戸谷 公人氏ポチたまver.が混ぜ込まれているような感じがしました。

    「ポチたま」
    http://www.tv-tokyo.co.jp/pochitama/inbox.html?/cast/cast.html

    なんでそう思ったかというと、海東が烏賊折神をかばったからです。

    チノマナコの攻撃を受け、倒れる

    烏賊折神の入ったクーラーボックスがディエンド(=海東)の手を離れ、地面に転がる

    異変を感じた烏賊折神がきゅいきゅい鳴く

    鳴き声に気づいたチノマナコが足下のクーラーボックスへと振り向く

    海東、「それには触るな!」と叫んでチノマナコを撃ち、一瞬の隙をついてチノマナコの側へ走り寄りクーラーボックスを取り戻す

    しかしクーラーボックスの確保に神経を取られたため攻撃体勢を整えるのが間に合わず、チノマナコにディエンドライバーを取り上げられる

    チノマナコにディエンドライバーで銃撃され、ダメージを受けて変身解除し倒れ込む

    生身のまま銃口にさらされながも、自分の体を盾にしてクーラーボックスを守る

    チノマナコにお宝の入ったクーラーボックスをどうかされるのが嫌なら、チノマナコが鳴き声に気を取られて視線を反らした瞬間に「今だ!」とばかりに全力で攻撃すればいいのに、実際には多少の牽制でチノマナコの注意をクーラーボックスから反らさせただけ。
    クーラーボックスを取り返すにしても、チノマナコを倒すか遠くへ追いやってからゆっくり取り返せばいいのに(せっかく相手の気がクーラーボックスから逸れたことだし)わざわざ相手の懐に飛び込むような真似までして取り返しに行っている。
    しかも、手元に取り戻したクーラーボックスを胸の前に抱え込むのではなく(その方が物を相手に取られ難い)、チノマナコの攻撃が当たらないよう背中にかばっている。
    というように、単に「せっかく手に入れたお宝を奪われたくないだけ」というにはちょっと不可解な行動をしているのが目立ちます。この時の海東。
    だから、他作品とコラボしまくっているディケイドらしく、ポチたま(テレ東だけど)オマージュが混ぜ込まれたのかなと思ったんですが……真相はイカに。

    とりあえず一つ言えることは、他人を見下したり、種族で差別したりする言動が多かった初期の冷淡な海東なら、同じシチュエーションに遭遇してもこういう守り方はしなかっただろうな、ということでしょうか。


    ユウスケ大活躍
    今回は久々にユウスケの活躍が多い回でした。
    今回の脚本を書いている小林氏は、初期のメインライター・會川氏の設定や配役などをわりときちんと引き継いだシナリオを書かれる方のようなので、ユウスケの活躍が初期のように多いのも当然と言えば当然のことなのかもしれません。
    個人的には、士とともに戦う相棒ライダーの立場にはユウスケこそが相応しいのではと思っているので、変身こそなかったものの今回の活躍・士との凸凹コンビっぷりは嬉しい限りです。

    なぜユウスケが相棒ライダーに一番相応しいと思っているかというと、ユウスケには重要な謎が無く、性格も立ち位置も目的もはっきりしているからです。

    まずは主人公の士。彼は過去の記憶を失っていて、自分が何者かということすら分かっていません。しかも記憶を失っているにも関わらずの優れた戦闘センス、卓越した身体能力、そして何よりも戦うことに何のためらいもない―――戦いの場に自ら首を突っ込んで行く好戦的な態度から、本来なら味方側ではなかったような雰囲気さえも漂っています。
    こういう謎の多い主人公を支えるのは謎が少ないかほとんどないキャラで、なおかつ主人公を大なり小なり信頼しているキャラが相応しいのですが、本来その役目を負うべきヒロインの夏海はまず基礎となるキャラ描写がきちんと成されていない上に、ディケイドが他のライダーを惨殺する予知夢(?)を見たり、何かと言動が怪しい写真館の老人の孫という立場だったり、預言者・鳴滝から不可解な接触を受けたりと、今ひとつ足下がグラついている上に夢のせいで士を信じたいのだけれど信じきれないという描写も垣間見えます。
    基本的にはスタンスがあやふやなまま物語の端っこをかすめていくだけで、士の古い知り合いを自称しながら最後の最後で士の最大の敵に回る可能性すらあることが暗示されている初期の謎だらけな海東ならなおさらのことです。

    けれどユウスケは、クウガ編でその人となりが分かりやすく描写されていた上に、優しくて親しみやすい性格ゆえにすぐに士と仲良く(先輩と後輩風?)なったため、側に立っているだけで士に安定感が出てきます。

    偽悪的な士に軽くいなされたり時に邪険にされたりしながらも、その内面を知るがために親身になって走り回り、感情表現が下手な士のサポート役として、または周囲との橋渡し役を買って出、戦いの場では士をバックアップし必要なら変身して共に戦う。

    これこそ、まさにユウスケにしか出来ない役割だったと思うんですが……、
    ……どうもその座を海東に徐々に持って行かれてしまっているような。気が。

    キレた夏海
    ライダーのいない世界。士のいない世界。
    このキーワードで夏海がいきなりキレた理由は、理屈では分かるけれど今までの一連の流れから見ると不可解でした。

    最初は「ライダーのいない世界=ディケイドが夢のとおり全ライダーを滅ぼし尽くした後の世界」という連想から(電王編でも「この世界は既に終わっていた」とか言っていたし)この世界は「終わった」世界なのかもという不安に苛まれてキレたのかと思ったんですが、それにしてはおなじみのライダー大戦のバンク(過去映像)は出てこないしおかしいなと思っていました。
    その後公式サイトなどを見てみたら、どうやら「士がいない」というキーワードに反応してキレたらしいです夏海。そもそもが異世界から流れ着いた来訪者である士が、自分の目の前から突然に消えた時のことを考えてキレた、というのが真相らしいです。
    その理由というのは夏海が士に想いを寄せているからなのか、士がいなくなる=写真館が移動しなくなる=自分が元いた世界に戻れなくなるからなのかは不明ですが。……ていうか、今まで夏海が士に心を許していたり、想いを寄せてるような描写ってありましたっけか……どうにも記憶にないんですがorz
    もしも士に心寄せていたなら、元の世界に戻れたという安心感を否定されたからにしろ、ネガ世界で士にあんな暴言は浴びせないような気もするんですが。うーむ。

    怪しい栄次郎
    栄次郎の怪しさも一段とパワーアップ。夏海が振り払って壊したクッキーを拾い集めるのに「こんなのすぐに直るからね」、さらには夏海の口調を真似て「『おじいちゃん、もっとかわいく作って』ハイハイ」……
    もしかして夏海は人造人間?
    「がんばれ、白髪探偵!」と言っていた人とはずいぶん違ってきています。

    呪いのディエンドライバー
    今回、チノマナコが海東から変身アイテムのディエンドライバーを奪ったわけなんですが……、

  • 最初は普通に言葉をしゃべっていたチノマナコが、奪ったディエンドライバーを使用するうちに奇妙なうめき声を上げるだけになり、体質も変化していた(水切れ制限なしで活動・変身もディエンドライバーに操られているようなぎこちない動きと声)

  • 変身アイテムを奪われた海東が言いかけた言葉(「返せ……、それは……」と「僕の……」)
  • もしかしてディエンドライバーはワードナの魔除けみたいなものなんでしょうか。それを手にした者に優れた特殊効果を多々与えるけれど、ふさわしい者以外が装備すると呪われる、という。
    今回の話を見る限りでは、海東はディエンドライバーから変身能力だけでなく、常人を超越した身体能力も与えられているみたいでしたし。アギト編でアマダム入りユウスケ以上の身体能力を発揮したことといい、今回の源太(シンケンイエロー)との追いかけっこでも、普通に階段上って追いかける源太と違い崖を飛び超えて逃げてましたし。
    それが、ディエンドライバー取り上げられた途端―――ダメージ食らった状態だから断定は出来ないけれど―――常人並みの身体能力に戻っていた。ような。

    まとめ
    コラボ企画そのものは面白い試みだなと思いましたが、ちょっとシンケンジャーのシーンが長過ぎました。
    名乗りまでは良かったけれど、その後の殺陣が長かったです。ライダーの視聴者に戦隊の紹介がてらなら、同じ尺で巨大ロボ戦まで行って欲しかった。
    あと、爺の腰が云々というのも要らなかったような。この辺を削ればもっと面白かったと思うんですが……、個々のシーンでは面白いところもあったけれど、全体のお話としてはイマイチでした。

    でもイカちゃんは可愛かったです。海東じゃなくてもほだされますわ、ありゃ。


    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    ディケイドの23話まで見終わって色々

    ネットでいろいろ情報集めしているうちに「ディケイド=水戸黄門」というのに行き当たって、なるほどそれでこんなに毎週面白く見てられるんだと納得した今日この頃。
    個人的には「水戸黄門+桃太郎侍」という感じかな? 各世界を旅して、行く先々で起こる騒動を自ら鎮めて回る、という点で。

    今回は、コメントで頂いた色々な面白いお題を記事本文にて考察してみます。

    ―――

    続きを読む "ディケイドの23話まで見終わって色々"

    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    仮面ライダーディケイド#23「エンド・オブ・ディエンド」

    小野寺ユウスケ(仮面ライダークウガ)に続き、光 夏海までもがフォーティーンの元へと連れさらわれてしまった。
    門矢 士(仮面ライダーディケイド)は夏海を助け出すため、春香(仮面ライダーラルク)と慎(仮面ライダーランス)の助力を強硬に撥ね除け自分一人だけの力で兄―――フォーティーンにより洗脳された海東 純一(仮面ライダーグレイブ)を助け出そうとする海東 大樹(仮面ライダーディエンド)を説き伏せ、夏海を取り戻した上で普段は館にこもって出てこないフォーティーンをも表に引きずり出すための策を練る。

    作戦は功を奏し、ついにこの世界の支配者・フォーティーンは倒れた。だが、フォーティーンの消滅とともにローチ達も消え、人々の洗脳が解けても、純一はもとには戻らなかった。
    駆けつけた春香と慎に一撃を浴びせた純一は、自分はフォーティーンに洗脳されたのではなく、自らの意思でフォーティーンに仕えていたのだと告げる。
    それでもなお兄を信じ元に戻そうとする大樹と、弟に容赦のない斬撃を与えながらもとどめの一撃を刺す事が出来ない純一。
    兄弟は和解を果たすことなく、純一は大樹のもとから静かに去っていくのだった。

    ―――

    というわけで、夏海と大樹、二人のディケイドオリジナルキャラの過去を描いたネガ編・ディエンド編が終了しました。
    見終わったあと改めて思ったんですが、過去編やるにはやっぱりキャラの掘り下げが足りな過ぎました。
    特に夏海は、

  • ディケイドが他のライダーたちを討ち滅ぼす夢を見た

  • 士を信じたい気持ちはあるが、この夢のために信じきることが出来ない

  • 敬語

  • ホットパンツ

  • 笑いのツボ
  • という風に性格ではなく記号の寄せ集めで出来たようなキャラなので、ネガ編で夏海の高校時代の痛い思い出が出て来ても「あの夏海にこんな過去が!」ではなく、「なんじゃこりゃ」状態で終わってしまったような感触を受けます。
    その点、大樹は基礎的な性格は今までの話で現されていたし、響鬼編後編でキャラ立てが行われたし、今回のシナリオでも今までとの整合が上手く取れるよう調整されていたので、信条が裏切られた過去が出て来てもあまり「なんじゃこりゃ」状態にならずに済んだような気がします。
    ……視聴者的に知りたかったのは大樹の過去よりもディエンドの過去だったのでは? という問題はさておき。

    ―――

    では、今回の個人的なツボをいくつか。

  • 大樹が友を作ったとフォーティーンに告げたシーンで、純一が最後に見せた薄い微笑み

  • それまで張り付けたような仰々しい笑顔ばかり見せていた純一が、このシーンでだけ見せた自然な微笑。
    あれは、自分(純一)以外に心を開く事のなかった弟が「友」と呼べる存在を手にしたことを喜ぶ兄としての素顔なのだと、2回目にして初めて気づきました(笑)
    ここで純一が洗脳されていないと分かる人には分かる仕掛けにもなっていたんですね。

  • 大樹のお宝集めの理由

  • まさか、お宝集めが自らのアイデンティティを保つための代償行為だったとは思いもよりませんでした。
    なるほど、だからレアアイテム集めにこだわっていたのかと納得。コショウ(本人はコショウと気づいてないけど)もらって喜んでいた理由も。
    意思の中核を成していた信条を失って自分の存在意義を見失ってしまいそうになったから、より多くの者が価値を認めるレアアイテムを手に入れそれを身近に置くことで、そのレアアイテム=(多くの他者が認めている)お宝の価値を自分の価値としてすり替えることで、自分を保っていた、と。
    しかもこの理由が付いたことにより、彼が今まで「より価値があるお宝」に食指を伸ばして来た理由も分かります。価値が高ければ高いほど、それを手に入れた自分の価値も高まっていくんですから。
    そもそも、怪盗と呼ばれているわりには怪盗らしくなかったのが気になっていたキャラではありました。怪盗にとってはお宝そのものだけでなく、盗む過程もまた心躍るものなのだというのはルパン三世の昔からの定説(笑)なのに、彼は盗む過程をちっとも楽しまず、ただただお宝それ一点だけに執着していましたので。

    士が言っていたのもつまり、「そんなすり替えなどして誤摩化さずに、自分で自分自身を認めろ」ということだったのでしょう。

  • 大樹は体制側の人間だった

  • 怪盗と言えば聞こえはいいけど所詮は泥棒だし、目的のためには手段を選ばないドライさも持ち合わせているのに、それでもなおかつどこか正義っぽい規律正しい雰囲気が漂っていたのはこのためだったのだと納得させてくれるシナリオでした。
    突き放すような台詞も多いけど、口で言うほどには冷酷無情ではないんですね彼の行動は。まあ、最初はケンシロウに会う前のレイのようにグレてたみたいですが(笑)
    例えば、


    555編
    ファイズギア欲しさにいきなりタクミを撃った→タクミがオルフェノクかつファイズであることを知っており、撃っても変身して無傷だろうということが分かっていた
    鳴滝が呼び出したリュウガに教われていた士を助けた→士が持っていったファイズギアが欲しいだけなら、リュウガの一撃を受けて倒れていた士からファイズギアだけを取り上げて去ればいいし、それで気がとがめるなら士にライドブッカーを返して「あとは頑張れ」状態で去ればいいのに、自ら変身してまでリュウガを倒している

    アギト編
    召還ライダーが生身の士を撃つのを止めなかった→すぐそばにいたユウスケが士を助けると見越していた

    電王編
    召還ライダーがモモタロスをビルのテラスから突き落とすのを見ていた→ソードフォーム変身後なので大した怪我はないと分かっていた
    デンライナーを手に入れるためモモタロスを追い回す→デンライナーカードを士にあっさり渡す

    カブト編
    ワームに襲われていたマユと夏海を助けなかった→カブトがマユを守るためにワームを倒すと知っていたし、後にマユたちを戦闘の場から離脱させていた
    最上のクロックアップシステムを持っているカブトと戦う→カブトが守るマユを人質にとれば容易いのにそれをせず、カブトに普通に戦いを挑んだ

    響鬼編
    三つの流派から巻物を奪った→巻物が三つそろったことで謎解きができ、それをアスムたちに伝えた
    響鬼を刺激して牛鬼へと変化させた→結果的に、「自分の跡を継いで鬼となったアスムに倒されたい」という響鬼の最後の願いをかなえることが出来た

    ともあれ。
    冷静な判断力と先読み能力、それと卑怯な手段は取らないというのは、太陽にほえろ!の昔からの刑事の必須条件というわけで。

  • 新ED(戦闘BGM)・大樹のキャラソン

  • AメロBメロはいいんだけど、異様に明るくて爽やかなサビが戦闘に合わないにもほどがある(笑)
    ライダーの戦闘曲ではなく、戦隊の戦闘曲なら似合う感じ。
    てなわけで、個人的にはRide〜に戻して欲しい……切に。

  • 正体を現したフォーティーンのすごいCG

  • TVとは思えないほど精密でした。まるで映画並み。
    TVでもここまでのCGが出来るようになったんですねえ……。


    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    何ぞこれ

    2gounosaigo

    MSN番組表より。
    これじゃディエンドが死ぬみたいじゃん……映画にも出るのに。
    確かにディエンドは死亡フラグ立ってるけれど。鳴滝が「お前とディケイドはやがて滅ぼし合う」と言っていたし。
    この設定が今もまだ生きてれば、の話だけど。あれからずいぶん設定変わったみたいだから、この台詞もスルーされそう。

    それはともかく
    このサブタイ、どうやら「エンド・オブ・ディエンド」を直訳したような予感。

    −−−8<−−−−−−8<−−−−−−8<−−−


    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    劇場版の新曲来たー!

    『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』予告動画

    GACKTライダーマンカッコいい!
    ……でも、曲は今のOPのが好きかも?


    | | コメント (2) | トラックバック (0)

    « 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »