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2009年2月

残酷なライヴドアのテーゼ

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現実を目の前に突きつけられながら記事が書ける素敵ブログサービスは、ライヴドアだけ!(笑)
まあ、個人的にライヴドアブログは聖II&CANТAの考察結果を記録するための自分用覚え書きのようなものだからアクセス0で良いんですけど、ブログ初心者にはこれは相当キッツイだろうなあと。

ともあれ、自分用テキストだからと手を抜かず、アメブロより5倍くらい力入れて書いてますライヴドアブログ。
全力投球して、なおかつ今日も頑固にゼロカウンタ。たまに1回るのは、自分が体裁確認のため入ったから。
そこが面白い。


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時任三郎『ウェディング・リバー』

今回のオススメは時任三郎。
と言えば、大ヒット曲「勇気のしるし」やバラードの名曲「川の流れを抱いて眠りたい」が思い浮かぶところですが、その2曲よりもさらに好きなこの曲『ウェディング・リバー』をイチオシします。
試聴はこちらでどうぞ。
ちなみにこの曲。ジャケットを見ると、サンリオフィルム作品東宝配給「ロングラン」挿入歌/主題歌とあるのですが、ラジオでUCCコーヒーのCM曲として使われていたような記憶もあるんですが……記憶違い?


ウェディング・リバー/ロングラン
アーチスト:時任三郎
メーカー:ワーナー・パイオニア
発売日:1982
メディア:EP
曲目:
ウェディング・リバー
ロングラン~果てなき夜の向うに~

アスファルトが血に染まり オレは目をそむけ
叫び声とサイレンの渦の中
二人のすべてが崩れていった
アイツは笑った 笑ったような気がしたんだ

朝からの雨がオレを昨日に走らせる
オレが涙を流したのはきっとあの時が最後だったはず
なのに涙が同じ涙が時を戻す
大学時代から付き合っていた彼女との結婚との結婚を間近に控え、幸せの絶頂にあった男が突如突き落とされ奈落の闇。
最愛の人を失った悲しみでも、帰らない日々への嘆きでも、残酷な運命への怨嗟でもなく、ただただ空虚な絶望感に支配されたその心を歌い上げた曲―――『ウェディング・リバー』。
「川の流れを抱いて眠りたい」もそうでしたが、時任三郎氏は本職の歌手ではないけれど、運命にどうしようもなく流されていく人間のドライな内面を歌ったら格別のものがあります。


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中島みゆき『地上の星』

今回のオススメは、中島みゆき『地上の星』。
プロジェクトX~挑戦者たち~のOPテーマ曲で、どんなヒット曲でも1ヶ月と経たずに消えてゆく昨今には珍しく、4年に渡ってチャート入りしていた文字通りのロングヒット曲でもあります。
試聴はジャケットクリックで、テスト視聴は第53回紅白歌合戦のものをどうぞ。


地上の星/ヘッドライト・テールライト

アーティスト:中島みゆき
メーカー:株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2000/07/19
初動:35,220枚
累計:1,115,989枚
メディア:CD
曲目:
地上の星
ヘッドライト・テールライト
地上の星<TV MIX>
ヘッドライト・テールライト<TV MIX>

ヒット商品や華々しいプロジェクトの影には、多くの人々の苦労と努力の積み重ねがある。 しかし、スポットが当てられるのはごく一部の人物のみで、他の多くの人々は歴史に名が刻まれること無く時代の風雪の中に消えていく。
何も知らない世間の人は、光の中に照らし出された人物=宇宙に輝く星ばかりをもてはやし、礎となった多くの人々=地上の星には目をくれることもない。……

OPテーマ曲『地上の星』が時の流れの中に霧散していった人々に向けられた歌ならば、EDテーマ曲『ヘッドライト・テールライト』は商品の、あるいはプロジェクトの成功のために今日も地道な努力を続ける名もなき人々に向けられた歌、といえるでしょうか。
どちらもプロジェクトXという番組そのものを現した、まさに「テーマ曲」と呼ぶにふさわしい曲でした。

ちなみに。
『地上の星』は前述どおり第53回紅白歌合戦で、『ヘッドライト・テールライト』はプロジェクトX最終回で歌われました。
テレビ出演をほとんどなさらない氏が歌った貴重な映像は、今でも自分の大切な宝物となっています。


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【期間限定】ジェイル大橋氏+ゼノン石川氏&聖飢魔II弦楽隊特集-『B・D・10 武道館 THE WORST BLACK MASS TOUR』

今回ご紹介するのはこのDVD。 ジェイル大橋氏が脱退し、後任のギタリストとしてルーク篁氏が加入して間もなくのライヴが収められたDVDです。
テスト視聴はこちらでどうぞ。


B・D・10 武道館 THE WORST BLACK MASS TOUR

アーティスト:聖飢魔II
メーカー:ki/oon Records
発売日:2003/12/17
メディア:DVD
収録日時/場所:1989/12/05 日本武道館
曲目: ※敬称略
悪魔組曲作品666番 ニ短調 序曲 〔インスト〕
THE OUTER MISSION
怪力熊男
MC
RATSBANE
大理石の門~RAIDEN~ 〔ドラムソロ:ライデン湯沢〕
大理石の門~XENON~ 〔ベースソロ:ゼノン石川〕
〔シンセギターソロ:エース清水〕
地獄への階段
STAINLESS NIGHT
EL・DO・RA・DO 〔前口上入〕
《アンコールI》
メドレー 〔怪奇植物(1番のみ)~悪夢の叫び(前口上のみ)~JACK THE RIPPER(1番のみ)~THE EARTH IS IN PAIN(1番のみ)~悪魔組曲作品666番 ニ短調 終曲~CREEPING TWILIGHT(2番サビ直前まで)~G.G.G.~ギターセッション(W.A.Mozart ピアノソナタK.545第一楽章ハ長調)~G.G.G.(魔法使いサリー~狼少年ケン~恋のダイヤル6700~狙いうち~人間なんて)〕
《アンコールII》
白い奇蹟


このDVDのお勧め度


★★★☆☆
リードギタリストのルーク篁氏の音がまだぎこちなく、またメンバー個々は良い音を出しているものの統一感がないため★二つ減点。


このDVDのお勧めポイント


  • まだ力を余り抑えていない頃のゼノン石川氏の、深く響くベース音を堪能することが出来る。

  • 身体の動きも音もガチガチだが真剣で初々しいルーク篁氏と、余裕が無いリードギタリストの分までもステージを動き回り、こなれた演奏でバックアップするエース清水氏の姿を見ることが出来る。

  • ステージに雛壇がないため、ステージのそちこちをゆったり歩き回るゼノン石川氏の姿を拝むことが出来る。

  • 音位置が固定されているため、各楽器の音が聞き取りやすい。



  • このDVDのここがちょっと……なポイント


  • 各メンバー間の音がうまく噛み合っていず、どうにもバラバラ。唯一調和しているのは、ヴォーカルとエース清水氏のギター&コーラスくらい。

  • 元の録画媒体がアナログだったのか、映像(特にロング)も音も輪郭が甘い。

  • 武道館なのに、地方の小さなライヴハウスで収録したかのように画面がせせこましい。

  • メニューに有名曲が無い。



  • このDVDのお勧め曲


  • RATSBANE

  • おすすめポイントは曲の後半、突如始まるジャズ・セッションパート。この曲のコンセプトは「宇宙酒場で起こるドタバタ恋愛劇」らしいので(フィガロの結婚のようなものか?)、この唐突とも思えるジャズ・パートは、そこで生演奏しているジャズ・バンドの音楽という趣向か。
    一番目立っているキーボードの音が平坦で面白みが無いことを除けば、普段の聖飢魔IIでは聞くことの出来ないゼノン石川氏のウォーキングベースやエース清水氏のモダン・ジャズ風ギターを堪能することが出来る、とても贅沢な曲。
    また、ベースソロと銘打っている「大理石の門~XENON~」はキーボードが大音量で被ってきてせっかくのベースをかき消してしまっているため、実質この曲こそがゼノン石川氏のベースを楽しめる曲となっている。

  • EL・DO・RA・DO

  • この曲での注目点は、確かな存在感と絶対的な安定感を持って響きまくるゼノン石川氏のベースと、ルーク篁氏の一生懸命なギター、そして、まだ場慣れしていないリードギタリストの分までも頑張るエース清水氏のギター。
    ゼノン石川氏の音を楽しむなら40′11″~40′17″辺り、ルーク篁氏の一杯一杯さを見るなら40′21″~40′27″辺りが特にお勧め。
    映像的には、前任者に比べあまりに動かないために客席から「動け石川」という垂れ幕まで掲げられてしまったというゼノン石川氏が、それでも精一杯動いているところも見どころ。「消してしまったのか」のところのひょこひょこしたカニ歩き……もとい、横移動とか。


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    『D'Artagnan』

    今回のイチオシは、長野オリンピックの男子シングルで銅メダルを勝ち取ったフランスのフィギュアスケーター・P.キャンデロロ氏が、フリー(&エキシビジョン、あと確かメダリスト・オン・アイスでも)を滑った時に流れた曲です。
    テスト視聴はこちらへどうぞ。


    Retrouvez les musiques des programmes de Philippe CANDELORO(Les musiques des programmes de Philippe CANDELORO)

    アーティスト:Maxime RODRIGUES
    メディア:CD
    曲目:
    Middle Age Symphony(4分17秒)
    Guerilleros(2分59秒)
    Napoleon(4分41秒)
    Napoleon Dance(3分06秒)
    D'Artagnan(4分55秒)
    Le Mousquetaire(3分27秒)

    1998年に開催された長野オリンピック、フィギュアスケート男子フリー演技。
    最終的な勝者を決めるこの決戦の場、誰もが勝つために規定通りのジャンプとスピンとステップ――――――トリプル・アクセル、トリプル・トウ・ループのジャンプ・コンビネーション、トリプルフリップ、ジャンプスピン、トリプル・ルッツ、シット・スピン、トリプル・ループ、ストレートライン(またはサーキュラー)・ステップ・シークエンス、トリプル・アクセル、トリプル・サルコウ、そしてスピン・コンビネーション―――を無難にそつなくこなしていく中で、キャンデロロ氏はただ一人氷上を自分専用のステージに変え、ダルタニアンの物語を洒脱かつ流麗に、力強くありながらも愛嬌と茶目っ気たっぷりに魅せてくれました。
    ―――姫君に淡い恋心を抱き、ライバルとの決闘に臨む勇士・ダルタニアンの姿を。
    特に素晴らしかったのがストレートライン・ステップ・シークエンス! あれはもう、本物の剣を振りかざし決闘しているかのような迫力と勢いでした。
    ただ、そこで力を使いすぎてしまったのか、続くトリプル・アクセルが少々失敗してしまったためにテクニカル・メリット(技術点)が低く出てしまい、結果銅メダルに終わってしまったのがとても残念でした。プレゼンテーション(表現)はどの審査員もほぼ満点に近く、どころか1つは満点の6.0が出たほどだったのですが……。
    けれども、演技を終えたキャンデロロ氏に贈られた喝采は、金メダリストが決定した時と同じくらい大きなものでした―――まるで、氏が金メダルを取ったかのように。

    その時演技と共に印象に残ったのが、背後で流れていたこの曲でした。
    以来、是非音源が欲しいと思って探し続けていたのですが(「ダルタニアン」という曲名だけ分かっていたので三銃士関係のCDを取り寄せて、そのたびに「これじゃないー!」と部屋で一人大暴れしたり。笑)、氏が再来日した時のスケートショーを見に行った際、売店でこの曲が収められたCD「Retrouvez les musiques des programmes de Philippe CANDELORO」を発見。
    すぐさま購入して大切に家に持ち帰り、以来折に触れては聞き入っています。
    今でもこの曲を聞くと、あの時のキャンデロロ氏の演技が鮮明に甦って来ます。

    D'ArtagnanはただフィギュアスケートのBGMとしてだけでなく、単独で聞いても充分に楽しむことが出来る完成度の高い曲です。
    だからこそ、入手が非常に難しいのが返す返すも惜しいです。

    そして、惜しいと言えば。
    解説書がフランス語だからまるで読めないのも、個人的には残念なところだったりします……。


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    キャンディーズ『微笑がえし』

    関東地方に春一番が吹いた今日のオススメは、'70年代アイドルの代表・キャンディーズの『微笑がえし』。
    「私たち、普通の女の子に戻ります!」という言葉を残して解散したキャンディーズの、事実上のラストシングルです。
    作詞を担当した阿木燿子氏の意向により、歌詞中に今まで発売されたシングルのタイトルがさり気なく散りばめられているのも聞きどころのひとつです。
    試聴はこちらで、フル試聴はこちらでどうぞ。


    微笑がえし
    アーティスト:キャンディーズ
    メーカー:CBS SONY
    発売日:1978/02/25
    累計:約829,000枚
    メディア:EP
    曲目:
    微笑がえし
    かーてん・こーる

    暗く悲しい解散にはしたくない。―――
    彼女たちのそんな願い通り、この曲はラストシングルらしく「別れの時」をテーマにしながらも詞も曲も非常に明るく、この別れ(=解散)が終わりではなく、希望に満ちた未来への再出発なのだと高らかに告げていました。

    最後の最後まで「みんなに夢を与えるアイドルであること」に誇りを持ち、貫き通したキャンディーズの三人。
    だからこそ、彼女たちは永遠のアイドルとして今もなお輝き続けているのでしょう。


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    あんまり使わないほうがいいかも知れない八つの言葉

    以前のエントリで「あんまり使わないほうがいいかも知れない六つの言葉」をご紹介しましたが、最近それに新たな言葉が2つ加わりました。

  • 「上から目線」「評論家気取り」

  • この2つは、自分が好きな作家/アーチストへの批判に対して使われる言葉です。批判に対して有効な反論を何一つせず、ただ「上から目線だ!」「評論家気取りだ!」と攻撃して、批判の口を塞ごうとするものです。
    つまりは「グダグダ言うなら~」と同じく相手の言い分(=批判の内容)を全面的に是と認めたことになる、事実上の敗北宣言です。

    誹謗中傷なら相手にする必要はありませんが、自分が好きな作家/アーチストが批判されたなら、ファンとしてはやはり少しはフォローしたいもの。
    けれど、この2つのどちらか片方でも使ってしまったが最後、なんのフォローも弁護も出来ずに無条件で白旗を上げてしまったことになるので、便利だからと安易に使用しない方がいいかもしれません。

    しかし、2つとも不思議な言葉ですね。確かにどんな批判に対しても使える汎用性があるにしろ、批判封じとしてこんな言葉が台頭するようになるとは思いもよりませんでした。
    特に「上から目線」。作家やアーチストに対する批判は政治家に対する批判と同じ、つまりは一般人よりも「上」の階層に属する人たちへ向けられたものなので、「上から目線」にはなりようがないはずなのですが……
    居酒屋などで「今の政治家はなっとらん!」と愚痴ってる中年男性を見て、「上から目線だ!」と糾弾する人はいないでしょうし。

    そんなわけで「上から目線」という言葉の出所がずっと不明だったんですが、ジェイル大橋氏が復活祭ライヴで行った講演をCDで聞いて、やっと納得がいきました。
    つまり、「上から目線だ」という人自身が自分の好きな作家やアーチストを「上から目線」で見ているから、だから他人の言動も「そう」見えてしまうのだ、と。
    「評論家気取り」というのも、きっと根は同じなのでしょう。


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    葛山信吾『It comes rain』

    今日のオススメは、このエントリでもご紹介した仮面ライダークウガのメインキャラの一人、一条薫のイメージソングとして作られた『It comes rain』。
    試聴はこちらでどうぞ。


    It comes rain
    アーチスト:葛山信吾、橋本仁
    メーカー:
    発売日:2000/09/21
    初動:2,190枚
    累計:2,190枚
    メディア:8cmCD
    曲目:
    It comes rain
    BEATCHASER 2000
    It comes rain 【オリジナルカラオケ】
    BEATCHASER 2000 【オリジナルカラオケ】

    変身出来ないただの人間の身でありながら、市民を守る刑事の一人として武器を取り、クウガこと五代雄介と共に強大な未確認生命体と戦う一条薫警部補。
    その彼をイメージして作られたこの曲は、しっとりとした詞曲と葛山氏の情感のこもった歌い方とが相俟って、覆面パトカーに乗って雨の街を走り過ぎてゆく一条刑事の憂いの姿が思い浮かぶなかなかの良曲に仕上がっています。

    ……
    なんでこんなに詳しいかというと、クウガのDVD全巻持っているからなんですが(笑)
    番組終了後の後追い組ではありますが、特撮モノとしてではなく「今はもう絶滅してしまった刑事モノの唯一の生き残り」としてハマりました。太陽にほえろ! や大都会の後継が、まさか特撮モノの中にあったとは。
    番組内で描かれた警察組織、刑事たちの連携、無線連絡、銃撃戦、厳しいけど度量のあるボス、群を成して現場へ急行するパトカー。何もかもが刑事モノのお約束に沿っていて、見ていて妙に嬉しかったのを今でもはっきりと覚えています。


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    しかし今年の大河ドラマは駄目ですね

    去年もアイドル大河だったけど、始めは全然だった宮崎あおい嬢の演技も終盤には見違えるように良くなっていたし、スーパーヒロイン・篤姫が次々と巻き起こる難事件をバッタバッタと解決していく、という特撮ヒーローもののような単純明快な筋書きは誰にも分かり易かったし(稀にチラ見するだけの自分にすらストーリーの大まかな流れが分かったほど)、まあまあだったんですが。

    いやー、今年は駄目です。もう全然駄目。どうしようもないほど駄目。
    民放の恋愛ドラマをそのまま時代だけ変えたようなシナリオも駄目だし、これまた民放の恋愛ドラマそのまんまな軽い演技も科白回しも(この2つは恐らく演技指導のせいではないかと思われ)何もかもが駄目駄目。
    どこの民放が超低予算で作った手抜き時代劇かと思いました。

    「民放の真似をして視聴率を稼ごう!」が最近のNHKの目標らしいんですが、今のNHKが何故民放を差し置いて高視聴率を稼いでいるのか当のNHK自身がまるで分かっていない、ということが、今大河でより一層はっきりしました。
    イケメン&恋愛ものにしたのは、今一番視聴率を持っている所謂スイーツ層狙いの意味があってのことでしょうし、実際今のところそれが当たってもいるようですが、先立ってそれをやっていた民放ドラマのなれの果てを見れば、それが長続きするものじゃないというのは自明の理。
    しかもそのスイーツ層が飽きて去ったあとは、かつて大河を見ていた層もとっくに離れていてもうどうしようもなくなるのは目に見えていますし。
    挙句の果てにはホモドラマ呼ばわりまでされている始末でもう、なんだかなーという感じです。

    大河ドラマで一年間、様式美の演技をみっちりやり込むことで向上していく役者さん(特に主役)の演技を見るのも楽しみだったんですが、こんな風ではもう何も期待できなさそうです。せっかくの機会を奪われた主役の人が気の毒。

    まあ……、
    来年もまたイケメンアイドル大河らしいですし、このままチラ見の価値すらない恋愛&ホモ路線で突っ走るのもいいんじゃないでしょうか。


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    細野晴臣『THE MADMEN』

    細野晴臣氏が他の歌手に提供してきた曲が、限定版のBOXとなって4月末に発売されるそうです。
    それを記念しての今回のオススメはこの曲、YMOの実質的なラストアルバムに収められた『THE MADMEN』。
    曲自体もさることながら、教授も大絶賛した細野氏の絶品ベースが最大の聴きどころです。
    試聴はジャケットクリックで、フル試聴はこちらでどうぞ。


    SERVICE
    アーティスト:YMO
    メーカー:アルファレコード
    発売日:1983/12/14
    メディア:LP
    曲目:
    LIMBO
    S.E.T.
    THE MADMEN
    S.E.T.
    CHINESE WHISPERS
    S.E.T.
    以心電信(YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF)
    S.E.T.+YMO
    SHADOWS ON THE GROUND
    S.E.T.
    SEE-THROUGH
    S.E.T.
    PERSPECTIVE
    S.E.T.

    「TECHNODELIC」が理屈っぽい教授色に。「浮気なぼくら」が明るくポップな―――でも、当時のユキヒロ氏の心情を現して少し切ない―――ユキヒロ氏色に染まったアルバムだとしたら、「SERVICE」は重厚かつエキセントリックな細野氏の色に染め上げられたアルバムでした。このアルバムの中でほっと息が抜ける(というか気が抜ける)のは、教授の手になる「PERSPECTIVE」くらいでしょうか。
    息抜きといえば、細野氏に「S.E.T.とのコラボがあったから、このアルバムが出た」とまで言わせしめたS.E.T.のコントは、正直イマイチというか全く面白くありませんでした。「増殖∞」でコラボしたスネークマンショーは、それはもうむちゃくちゃ面白かったんですが。


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    お悔やみ申し上げます

    亜愛一郎シリーズの作者であり、このブログでも取り上げさせて頂いた作家・泡坂妻夫氏が、今月3日に逝去されました。享年75歳でした。
    謹んで哀悼の意を表します。


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    【期間限定】ジェイル大橋氏+ゼノン石川氏&聖飢魔II弦楽隊特集-番外編・聖飢魔II初心者が同じ初心者用に組んでみたオススメ曲一覧、もしくはベスト

    音楽大好き・特にロックとクラシックが大好物で、ファンというわけじゃないけど聖飢魔II弦楽隊の音も大好物な管理人こと偏食イモムシ(聖飢魔II聞き始めて3ヶ月目)が、初めて聖飢魔IIを聞く人々、中でもかつてロックキッズだった同志に特にオススメしたい曲でベストアルバムのメニューを組んでみました。
    オフィシャルで出た入門教典、ちっとも初心者向けじゃないし(笑) orz
    []内は収録アルバム名。クリックで販売サイトへ飛びます。
    ―――
    ※作曲者敬称略

  • 聖飢魔Ⅱミサ曲第Ⅱ番「創世紀」[THE END OF THE CENTURY作曲:ダミアン浜田

  • 聖飢魔IIのライヴのOP曲と言っても過言ではない曲。


  • THE END OF THE CENTURY[THE END OF THE CENTURY作曲:ダミアン浜田

  • セルフタイトル曲なので2曲目に持ってきてみた。ダークな雰囲気が漂う、極初期の聖飢魔IIを味わうにふさわしい一曲。


  • 地獄の皇太子[1999 BLACKLIST作曲:デーモン小暮

  • 極初期の代表曲その一、ダミアン浜田氏のテーマ曲。SAS版ならダミアン浜田氏ご自身がソロ等を弾いているのでそちらを推したいところだが、SAS版はCDが出ていないので除外。また、この曲のオリジナルが入っている1stアルバムは演奏が聖飢魔IIメンバーではないということなので、それも除外。


  • 蝋人形の館[THE END OF THE CENTURY作曲:ダミアン浜田

  • 初期曲をというよりも、聖飢魔IIそのものを代表する曲。


  • DEATH LAND[FROM HELL WITH LOVE作曲:ジェイル大橋

  • ダミアン浜田氏のメタル色に染まっていた1st~2ndアルバムから一転、ジェイル氏のロック色が支配するようになった3rdアルバムの一曲目であり、洋楽色が非常に強い曲。
    メタルからロックへの転換は後任のルーク氏にも受け継がれたため、事実上この曲が聖飢魔IIのサウンドの大規模な方向転換を告げる曲となった。


  • APHRODITE[恐怖の復活祭作曲:ジェイル大橋

  • エース清水氏との応酬が楽しいギターソロパート以上に、ラストのうねるようなギターライン(サビのリフレインのところ)が素晴らしい。ジェイル氏が単に演奏技術だけのギタリストではないことが、その音で証明されている。
    曲だけでなく、空耳風な歌詞の言葉遊びも楽しい。


  • 秘密の花園[FROM HELL WITH LOVE作曲:ジェイル大橋

  • ジェイル氏のソロが全てを掻っ攫って行ったSAS版を推したいところだが、CDが発売されていないのでアルバム版をチョイス。
    この曲もまた、サビでのジェイル氏の鳴きのギターが素晴らしい。


  • FIRE AFTER FIRE[THE END OF THE CENTURY作曲:ジェイル大橋

  • 作曲者の気性がそのまま乗り移ったかのような、タイトル通り炎のように烈しい曲。
    ジェイル氏の音に勢いだけでなく円熟味も加わったSAS版か、次善としてスタジオ録り直しながらも初期のジェイル氏のトガった音を楽しむことが出来る黒ミサ版がいいのだが、SAS版も黒ミサ版もライヴアルバムが発売されていないため、ジェイル氏在籍時に発売されたこのアルバムを選択。
    スタジオ録音の上に音質も良くないながらも、初期のジェイル氏の音を充分に楽しむことが出来る。


  • 1999 SECRET OBJECT[The LIVE BLACK MASS B.D.3 メフィストフェレスの陰謀作曲:ルーク篁

  • ルーク篁氏が聖飢魔IIで作った曲の中でもっとも熱く激しい、氏の最高傑作と呼んでも過言ではない曲。
    後半にタッピングが多用されるソロもいいし、ギターラインそのものもリード・サイド共かっこいい。
    この曲も様々なヴァージョンがあるが、その中でもっとも勢いがあり、ギターソロのミスも(目立ったものは)なく、演奏陣の音もまとまっているB.D.3版をセレクト。


  • GREAT DEVOTION[メフィストフェレスの肖像作曲:ルーク篁

  • J-POP寄りになった中期曲の中に突然現れた、「1999 SECRET OBJECT」辺りを髣髴とさせるロック・スピリッツ溢れる曲。


  • 敗れざる者たち[1999 BLACKLIST作曲:ルーク篁

  • J-POPというよりアニメや特撮のOP曲に近い雰囲気を持つ氏の後期曲の中で、もっともストレートな強さを持った曲。
    そのまま直球に受け取ることも、裏に隠された深い意味を探ることも出来る歌詞との相性も良い。


  • 虚空の迷宮[DEVIL BLESS YOU!聖飢魔II FINAL WORKS作曲:エース清水

  • エース清水氏らしい端正さが感じられる曲。アニメのOP曲になったことで、もしかしたら「蝋人形の館」の次に知名度が高いかもしれない。
    曲自体のかっこよさもさることながら、サビでの高らかな盛り上がりが非常に爽快。


  • EL.DORADO[恐怖の復活祭作曲:紫馬肥(ルーク篁)&デーモン小暮

  • ファイナル・ライヴの最後を飾った曲。この曲もヴァージョン違いがたくさんあるが、ジェイル氏のアグレッシヴな音が加わることで最終進化を遂げた復活祭ver.を選択。


    ―――
    選択にあたってこだわったのは以下の点。


    ・聖飢魔II創設者であり、極初期曲の中核であるダミアン浜田氏・初期のリードギタリストであり、中期以降にも多大な影響を及ぼしたジェイル大橋氏・中~末期曲の核であるルーク篁氏の曲をそれぞれ同数ずつ入れる。
    ・全13曲以内に収める。
    ・一曲目はライヴと同じように「創世紀」で始め、ラストは解散ライヴの最後を飾った「EL.DORADO」で〆る。
    ・セルフタイトル曲「THE END OF THE CENTURY」を入れる。
    ・録音状態が悪くても、演奏が多少荒くても、その時にしか出ない・出せない雰囲気を感じてもらうため、なるたけ発売当時の音源を選ぶ。
    ・音源はアルバム・ライヴアルバムに絞る。現在では入手が困難なシングルや、特別なソフトを使って音源を引っこ抜かなければならないライヴDVDからは選ばない。
    ・テンポが速すぎるため演奏が破綻しているファイナルライヴからは、なるべく選ばない。
    ・ギターソロが楽しめる曲を選ぶ。
    ・ヴァージョン違いがいくつかあるものは、一番良いと思われるものを選ぶ。
    ・初心者用の選曲なので、出来るだけキャッチーな曲を選ぶ。
    ・かつてのロック小僧(但し、洋楽至上主義者は除く)なら最低1つは共鳴出来るものがあるはずの3曲、「FIRE AFTER FIRE」「GREAT DEVOTION」「1999 SECRET OBJECT」を入れる。
    ・「アダムの林檎」「魔界舞曲」「APHRODITE」「秘密の花園」からの選考基準は、ギターソロのテクニックだけではない聞き応え。
    ・「BRAND NEW SONG」「SAVE YOUR SOUL~美しきクリシェに背をむけて~」「HOLY BLOOD“闘いの血統”」は各々どれも名曲ながら曲調が似ているので、その3曲の上位ヴァージョンとも言える「敗れざる者たち」を入れる。


    でも、始めて聞く人がここまで集めるのは異常に大変というか無理なので、レコ社さんよろしくお願いします(←丸投げ

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